\ 収穫 /



いよいよ収穫です。


収穫の前日に圃場を巡回し、麦の間や畦に生えている雑草の
抜き取りを行いました。





カラスノエンドウなどの種子が収穫時に混入してしまうと、
調整や加工段階での除去が困難になります。

また、雑草の抜き取りの際には
赤かび病などの被害株がないか確認する事を忘れずに!

赤かび病は主に麦類の穂に発生しやすく、品質の劣化を起こしてしまう為
2003年度より赤かび病被害粒の混入の上限を0.0%としています。

大変ではありますが、なるべく
収穫・乾燥を仕分けして行うなどの対策をとりましょう。


麦の収穫には、計画的に行うことが大切です。

梅雨入り直前の時期にあたるので、雨が多く、湿気も高くなってしまいます。
そのため、適切な時期を逃してしまうと、
褪色粒などが発生し、品質の低下につながってしまうというわけです。


圃場の状態や天気予報をしっかりと見極め、計画的に作業を行いましょう。




雑草もきれいに抜き取りました!






ISEKI コンバイン HN214(14.5馬力)

2条刈り


今回は、HN214を使用しました。

小型コンバインながら、カンタンとしっかりを
持ち合わせたコンバインです。

刈幅が広いので、未刈稈を踏まずに刈ることが可能です。
あぜ際・中割り・斜め刈り・逆刈り
どこからでも自由に刈ることができるので、手刈りをする範囲を大幅に減少できます。

2条刈りは、刈取部が左右にスライドし、
通常の刈取りは左側、あぜ際や中割りの際は右側で行うと
スムーズな作業を行えます。

また、簡単な刈取りとなっており、レバーひとつで
刈取り/脱穀クラッチの入・エンジン定格回転・こぎ深さ制御の入
をしてくれるので、手順忘れの心配もありません。


  


しっかりと刈り取ってくれています。


  


収穫後、麦をそのまま放置してしまうと
熱損粒や異臭麦が発生してしまいます。

収穫後は、速やかに乾燥を開始してくださいね。


また、コンバインを使用する際は、
籾などが残っていないかしっかりと確認が大切です!

異種穀粒や異物が混入してしまうと、品質の低下になります。
せっかくいい麦が収穫できても、機体に籾や異物があっては、
もったいないです!
使用する際は、丁寧に掃除をして麦の収穫に備えておくといいですね。


今回、使用した乾燥機は

ISEKI 穀物乾燥機 GML30H3
( 遠赤ヒートリサイクル乾燥機 )

籾の処理量 300〜3000kg





遠赤外線 + ヒートリサイクル技術を搭載しています。

この技術を搭載することによって
排風に含まれている熱と温度を再利用し、乾燥部の湿度調整を行います。
また、遠赤外線との組み合わせる事によって、籾の芯から素早く温めることができ、
このことにより、内部の水分が均一になることで、
水分が抜けやすくなるんです。

水分が抜けやすくなるという事は、
籾の胴割れを起こしにくくできるんです。


技術を搭載すると、それだけ操作も難しくなっていると思われがちですが、
ボタンひとつの簡単操作となっています。

張込・通風・乾燥・排出・停止のボタンがあるので
スイッチを押すだけ!

水分設定や張込量もスイッチ操作で簡単に設定できます。


緊急の場合も対応しており、感震装置を搭載している為
震度5以上の地震を検知すると、乾燥機を自動で緊急停止!
安心・安全にお使いいただけます。


しっかりと乾燥を仕上げた後は、調整です!

高品位な麦に仕上げるには、適切な調整を行うことが大切です。

麦のランクを下げてしまう原因として、
発芽粒・褪色粒・砕粒などの被害粒や異種穀粒、細麦が
挙げられます。

赤かび病の被害粒は、健全な粒に比べると
小さく軽いため、丁寧に調整することによって
除去することができます。


今回使用した籾摺り機は、

ISEKI 揺動籾すり機 MG53DA





この籾すり機のロールを開いて、麦用にし、風を利用して
穀物を選別する風選を行いました。

また、籾すり機内に穀物がなくなると
自動でシャッターが循環に切り替わるため安心して
作業を行えます。

ゴミとり装置が選別前のゴミを取り除くので、
選別能力が向上し、選別板が長く・広いので
選別時間が多くなり、きれいに分けることができます。

籾すり機のお手入れも楽に行うために
昇降機のベルトにおそうじ機能がついていることで、
残米を少なくし、籾すり後の清掃が楽に行えるようになりました。

また、他にも排出口に玄米のゴミを吸い取る「ぬかとり装置」や
暗い納屋でも選別状態をはっきりと見ることができる「補助ライト」など
使いやすさを重視した籾すり機です。


しっかりと選別することにより
麦の収穫終了です!

無事に収穫を終えることができました。


今回の内容や農業機械について、または麦の栽培について
ご不明な点やご質問がございましたら、
お気軽にお近くの営業所までご連絡ください。



                                       ヰセキ九州 2016.06.06